「原発事故による警戒区域等からの避難者に対する高速道路の無料措置」の期間延長について~実施期間を令和3年3月31日まで延長~
原発事故により警戒区域等から避難されている方に対する高速道路の無料措置について、実施期間が令和3年3月31日まで延長されることになりましたのでお知らせします。
無料措置の適用を受ける際は、「ふるさと帰還通行カード(以下、「カード」という。)」が必要ですが、現在のカードの有効期限は令和2年3月までとなっています。 今後、新しいカードを送付しますので、令和2年4月1日以降は新しいカードをご利用下さい。
播但連絡道路につきましても、原発事故により避難されている方に対する支援として、山陽自動車道を経由する車両について無料とします。(注)対象インターチェンジは限られます。
播但連絡道路が無料となる車両
1 実施期間
平成24年4月1日(日)0時 ~ 令和3年3月31日(水)24時
2 対象者
(1)東日本大震災発生時(以下「被災時」)に、原発事故の警戒区域等に(下表の区域)に居住されていた方
【福島県】
浪江町、双葉町、大熊町、富岡町、栖葉町、広野町、葛尾村、川内村、飯館村 | |
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南相馬市のうち 右記の区域 |
小高区、原町区、鹿島区小島田、鹿島区塩崎、鹿島区大内、鹿島区鳥崎、 鹿島区川子、鹿島区南右田、鹿島区江垂、鹿島区寺内、市内国有林磐城森林管理署2004林班から2087林班まで、2088林班の一部、2089林班から2091林班まで、2095林班から2099林班まで、2130林班 |
田村市のうち 右記の区域 |
都路町、船引町横道(中山字小塚、中山字下馬沢を含む)、常葉町堀田、常葉町山根、市内国有林福島森林管理署251林班の一部、252林班、253林班の一部、258林班から270林班まで、283林班から300林班まで、301林班から303林班までの一部 |
川俣町のうち 右記の区域 |
山木屋、町内国有林福島森林管理署161林班から165林班まで、167林班 |
(2)居住地が特定避難勧奨地点の設定を受けた方
3 対象車種
全車種(生活再建に向けた一時帰宅等のために使用する避難者が運転又は同乗をしている車両)
4 対象走行
下表に示すインターチェンジを入口または出口とする走行
道路名 | 対象IC(インターチェンジ) |
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東北自動車道 | 白河、矢吹、須賀川、郡山南、郡山、本宮、二本松、福島西、福島飯坂、国見、加須※、福島ジャンクション |
磐越自動車道 | いわき三和、小野、船引三春、郡山東、磐梯熱海、猪苗代磐梯高原、磐梯河東、会津若松、会津坂下、西会津 |
常磐自動車道 | いわき勿来、いわき湯本、いわき中央、いわき四倉、広野、常盤富岡、浪江、南相馬、相馬、新地、山元、桜土浦※、 |
※1 加須、桜土浦ICについては、福島県双葉郡双葉町から避難されている方に限り対象ICとなります。
※2 常磐双葉ICについては、令和2年3月7日(土)15時開通。
(当公社については、NEXCOと一体収受している播但連絡道路で山陽道からの出入のみ)
5 出口料金所において、入口で受け取った通行券と以下の書面を提示して頂く必要があります
(1)平成30年6月30日以前(「ふるさと帰還通行カード」を取得された方は当該カードを提示)
○ 住所の確認
①原発事故の警戒区域等に居住されていた方
被災時に警戒区域等に居住されていたことの確認ができる書面(公的機関が発行するもの)
②居住地が「特定避難勧奨地点」の設定を受けた方
居住地が「特定避難勧奨地点」の設定を受けたことを証する公的書面
○ 本人確認
運転免許証、パスポート、健康保険証 等の公的機関が発行するもの
(2)平成30年7月1日以降
入口料金所で受け取った通行券とあわせて、東日本高速道路株式会社が発行する「ふるさと帰還通行カード」の提示が必要となります。
6 注意事項
- ETCレーンの利用は不可(入口・出口料金所は一般レーンのみ使用可)
- 各証明書は原本提示が必要(コピー不可)
詳細については、下記NEXCOホームページをご覧ください。
NEXCOホームページ
http://www.e-nexco.co.jp/road_info/important_info/h26/0228/